日本人が忘れた、忘れさられた邦画(日本映画)に
焦点を当てるチャンネル「忘却の日本映画」です。
◆【本篇で紹介した作品】
【邦画おすすめ】ゴジラの影に隠れ、忘れられた東宝の名作特撮映画
「変身人間シリーズ」B級テイストな日本の怪奇SF映画5選【忘却の日本映画】
今回の忘却の日本映画は、前回紹介させて頂いた、
東宝特撮映画シリーズ、「変身人間シリーズ」の映画予告編
5作品をご紹介致します。
皆様はご存じでしょうか、変身人間シリーズという
SF映画があったことを。
変身人間シリーズは、東宝が製作した、科学技術によって変質、変形、
あるいは、特殊能力を手に入れた人間が登場する特撮映画の総称です。
怪奇映画にSF映画の要素を合わせたものであり、
ゴジラに続く特撮路線として企画され、怪獣映画とは異なり、
人間の業や悲しみが作品のメインテーマとなっている
ダークファンタジー映画です。
当時、にわかに、世界的な人気が出てきた、SF映画や怪獣映画のように、
派手な特撮は用いず、特撮技術を「心理的な表現」として
演出している事が特徴です。
【紹介する映画予告編】
・透明人間 1954年
映画 透明人間は、1954年12月に公開された東宝の映画です。
この映画は、戦時中に軍の人体実験によって、
透明になった男の悲劇を描いた作品で、
日本映画初の光学合成技術を用いた透明人間の表現が話題となりました。
・美女と液体人間 1958年
映画 美女と液体人間は、1958年6月に公開された、
日本の特撮映画です。英題は”The H-Man”です。
水爆実験の放射能によって、液体化した人間が東京の下水道から現れて、
人々を襲うという怪奇映画で、東宝の特撮映画シリーズの一つです。
特撮監督は円谷英二、監督は本多猪四郎、主演は白川由美と
佐原健二です。
・電送人間 1960年
電送人間は、東宝が製作し、1960年4月に公開された映画です。
福田純が監督、鶴田浩二と白川由美が主演しました。
物体電送機を使って、復讐を行う神出鬼没の怪人の正体と、
動機を追うSFミステリー映画です。
・ガス人間第一号 1960年
ガス人間第一号は、1960年に公開された東宝の特撮映画です。
人体実験によって自分の身体をガス化できる能力を得た男と、
日本舞踊の家元の美しい女との悲恋を描いた作品です。
監督は本多猪四郎、特技監督は円谷英二で、
主演は三橋達也、八千草薫、土屋嘉男です。
・マタンゴ 1963年
映画 マタンゴは、1963年に公開された日本の特撮ホラー映画です。
ウィリアムHホジスンの海洋綺譚『夜の声』を原作とし、
星新一と福島正実が翻案した作品です。
本多猪四郎が監督、円谷英二が特技監督を務めました。
無人島に漂着した7人の若者が、不気味なキノコによって、
キノコ人間に変貌していく恐怖を描いています。
【タイムライン】
00:00 開幕
00:18 イントロダクション
02:12 透明人間 予告編
05:19 美女と液体人間 予告編
08:29 電送人間 予告編
10:50 ガス人間第一号 予告編
13:18 マタンゴ 予告編
15:40 変身人間シリーズ まとめ
15:54 終幕
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