リュック・ベッソン監督最新作、規格外のダークヒーロー『DOGMAN ドッグマン』の日本版予告が到着。今もなお、名作の一つに数えられる『レオン』の衝撃から30年、ベッソン監督が世に放つ衝撃的な内容とは―??
「ドッグマンと話したい」と話しかけられると、タバコに火をつけゆっくりと振り向く傷だらけの女装した男。彼が本作の主人公にして謎に包まれた人物・ドッグマン。「子供時代の話は気が進まない?」と聞かれ、どうやら過去にトラウマとなるような経験があることが示唆される。子供時代の回想シーンでは、犬たちに寄り添う姿が確認できるが、その様子を窓越しに見ていた父親に「犬が好きか?」と迫られ、正直に「好き」と返すと威圧的な父親の逆鱗に触れ犬小屋に放り込まれてしまう。そこでは、犬たちの無償の愛が唯一の救いであったと語り、「人間よりも犬を愛してる」と彼は言うのだった。
大人になり、車いすの彼の周囲には自然に犬たちが集まり、「犬と私は通じ合ってる。私の言葉を理解できる」と犬たちとの信頼関係を築いているようだったが、そこへギャングが現れ「お前は悪魔だ!地獄に送り返してやる」とドッグマンに尋常ではない怒りと恐怖を抱いている様子が伺える。武装したギャング一味を壁越しにショットガンで仕留め、犬が襲い掛かるシーンも切り取られるが予告冒頭の傷だらけの様子や、警察に発見される犬たちなどただ事ではない模様だ。社会に見放され、愛を欲した青年。彼はなぜ”ドッグマン”と呼ばれる存在になったのか?彼の「人は愛され守られたい。皆そう願って生きてるだけ」というセリフの真意も気になるところ。エディット・ピアフかのように劇場の舞台に立つ様子も切り取られ、規格外のダークヒーローの誕生とキャラクターの奥深さに引き込まれる予告が完成した。
<STORY>
ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めた―。
犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆくが、“死刑執行人”と呼ばれるギャングに目を付けられ― 映画史に刻まれる愛と暴力の切なくも壮絶な人生に圧倒される!
脚本・監督:リュック・ベッソン 出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
2023年|フランス|カラー|シネマスコープ|5.1ch|114分|英語・スペイン語|PG12|日本語字幕:横井和子|原題:DOGMAN|配給:クロックワークス
© Photo: Shanna Besson – 2023 – LBP – EuropaCorp – TF1 Films Production – All Rights Reserved.
公式サイト:
公式 X,TikTok:@dogman_jp2023
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