記憶をなくした<最強の男>
この男、何かある。
ムービー(映画)×ステージ(演劇)の挑戦的な融合【ムビ×ステ】の第3弾『漆黒天』。ミステリー時代劇となる本作は、記憶を無くした男が、己は何者なのか、なぜ命を狙われるのか、この強さはなんのためなのか――1人の男をめぐる奇想時代劇ノワール。
【ストーリー】
「この町で……俺を見たことはないか?」
ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。
喜多は「助けてくれた」お礼にと、
記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、
狂言作者の玄馬(唐橋充)、
ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・松本寛也)らを巻き込み
その素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、
どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われてい

